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雑記「徒然思草庵」

I more, You more, more more ユーモア!!

七つの恋

一年に一度 会う二人
きみは対岸の川べりで つまらなそうに小石を持って
ぼくの小指の約束 待っている

ぼくは季節の変わり目 心を病んで
止まない梅雨を汲んでいる
震える小指は 夏の風邪

そうとは知らない 遠くのきみは
いらいらしながら 持ってた小石を投げ捨てる
そのたびに 流れ星が
青い水面 飛んで跳ねて 尾を引く残影

それを知らないぼくは 急降下の低気圧
まっさかさまに落ちてくる
カラスか夜鷹の無念を知る

夏の雨 なぜ泣くの
悲しい七つの恋があるからと
誰に教わったわけでもないのに
知らない言葉はどこにもなかった
冷めた熱にうなされて
小指の約束 震えたまま

その晩は 厚い雲が
その上には 数えきれないほどの 流れ星が
川を渡れず
泣いて 沈む
嘆いて 届かない
厚い雲の上
ここからは 見えない

夏の雨 なぜ泣くの
悲しい七つの恋があるからと

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黒歴史が生まれる瞬間。あと在庫処分。

というわけで、本日届きました。

DSC_0010.JPGDSC_0011.JPG

B6の予定だったんですけど、やっぱり作品数は減らせんだろうということで、A5にして、がっちり詰め込みました。
本当にどこに需要があるのかさっぱりわからん俺の恥集…じゃないや、詩集です。
38編55Pとなっております。

前にも書いたんですが、まあ下に戻って確認してもらうのも悪いんでもう一回書きます。
収録内容といたしましては、全編「詩」です。自分が20歳ぐらいの時から数年間書いてたなかから、大幅改稿した総まとめになります。
わりとかなり書きためてまして、せっかくなんで一冊にまとめたいなぁという思いがあって、よしやってみようかという感じで、本当に自分のエゴでしかありません。誰も得しません。
トータルで300編ぐらい書いてて、そのうちからの38編ですんで、自分のお気に入りだったり良いとこを抜いたつもりです。

実体験をベースにした恋愛の詩だとか失恋の話だとか、内面の暗いところだったりと、わりかしかなり厨二です。読む人をこれでもかというぐらいに選びます。全体的に暗めです。水気を含んだ暗さです。
拙作『アリスは鳥籠』内でも使用している「トリカゴ」も収録されておりますので、ああいう感じの詩か、となんとなくつかんでもらえると助かります。
また、『新生万華鏡奇談』の一章の最後のあたりのシーンで、るりまちゃんのセリフがぐわーって出てくるところでも、その一節をしゃべってもらってます。ちゃんと全文入ってます。
あとは、『万華鏡奇談』の一章を書くに至った、モチーフになってる詩も入ってます。真説で(バーションは忘れましたが)一時あとがきをつけてるときがあって、そこでも公開してました「蝋女」ってやつです。乱歩の『人でなしの恋』の影響をもろに受けてます。

そんな感じのになります。
出来るだけ手に取ってほしいなぁという思いもあるんですが、でも需要ないだろうなぁ、てかはずかしいしなぁという思いもありまして、部数もあんまり刷りませんでした。書籍版万華鏡の半分以下です。なので単価が上がっちゃって、申し訳ないなぁという気持ちもございます。
欲しい方はぜひぜひメールくださいまし。


くわしくは下の「続き」から。

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黒歴史は自ら作り上げるもの。

DSC_0098.JPG

サンプルが届きました。
どの層に需要があるのかさっぱりわからん、俺の詩集wです。
 
20歳ぐらいの時から書き始めて、3年ぐらいの期間かな。小説が全然書けない時期があって、狂ったように詩ばっかり書いてました。
思い返してみると、メンタル的にかなりやばかったようです。
当時、携帯サイトをやっておりましてですね。ドヤ顔で公開してました。
いま思えば、顔から火が出るぐらいはずかしいんですけどね!
さらにはそのサイトで、メルマガなんてのもやっててですね。こっちは徒然事で、ほとんど毎日配信してましてですね。そのタイトルが、このブログと同名で、まあ前身になるわけですが。
で、携帯サイトをやめる時に、メルマガ読者w限定で全プレやったんですよ。希望者に手製の詩集を送りつけるっていう企画。
これも や ー め ー て ー ! てなっちゃうやつですが。
それでも30人ちょっと(50人?←おぼえてないや)ぐらいいた奇特なメルマガ読者様で、10人ぐらいいたのかな希望者。そんな方にですね、無償で送りつけたんですわ。作者すら持ってないぐらいレアですw
それは12編収録で、非常にお手製感全開で、やっぱり黒歴史なんですけどね!
 
 
で。
その再編版というか、ちゃんと製本されたのがこれになります。
一応全編筆を入れ直しました。
本当にどの層に需要があるのかわからなくて、じつはいまだに出すのを迷ってる部分もありましてw
青ーいはずかしの恋愛(失恋)系からはじまって、厨二臭い自我の詩で終わります。
 
薄いです。54Pで26編収録。予価780円かな。で、考えてます。
当初は90Pぐらいで、収録作品も倍ぐらいあったんですが、制作費も大変なことになってwそもそも『万華鏡奇談』とかよりも全然少ない部数で考えてるんで、必然的に単価もあがっちゃうという。そんで泣く泣くページ数を削っていって、お値段的にも下げていった形になります。
本当はもっともっと読んでほしい作品とか、感動してほしいのとかいっぱいあって、くやしいなぁという気持ちではありますが、まあやむを得ずというか。
 
そんな感じのいきさつになります。
まあ、これも黒歴史必至であると思います。
 
 
一応ですね、収録作品なんですが、
拙作『アリスは鳥籠』に収録されております『アリス』『トリカゴ』なんかを読んでいただくと、おおむねの作品の傾向がわかるかと思います。今回は『トリカゴ』の方のオリジナル版を収録しております。
あとはですね、『新生万華鏡奇談』第一章の例の場面ですねwるりまちゃんがいろいろしゃべってくれてるところですが、そこで朗読してもらってる詩のオリジナル版も含まれております。
それと、まあ今回は見合わせようと思ってるんですが、『真説』のときに一時、あとがきをつけてたことがあるんですね。そこに収録されておりました、第一章の着想というか、自分で書いて自分に影響を与えた詩wもあるんですけど、やっぱりページの関係で削除しちゃったりもあるんですね。※今回は入ってないよ!
 
まぁ、こんなん出したいんで、ひとつよろしくお願いします。

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さくらさくら

花見行きたくて仕方ない香津宮です。


夜桜には恐ろしさが棲んでゐる。
其れはじわりと沁み込んでくる甘美な毒物のやうなもので、絡め取られるまで気づかない。
しかし、絡め取られた瞬間にはもう手遅れなのだ。
小さな月の下。
桜は人を殺す。
冷たい風の中。
美しさで人は死ねる。
花はただそこにじっとしてゐる。
揺れているのは人だらうか。
揺らいでいるのは本当に人だらうか。
さくら、はらりとふるへ。
さくら、ふわりとおびへ。
さくら、ざらりと凪いで。
咲くわと女が泣いた。
さくらさくら、はらりとはがれ。
月の裏に張り付いたまま離れない。



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詩。


う、埋もれたんで、もっかい貼っときます。

ここね。

べ、別にみ、見てほしいって意味じゃないんだからね!
誰も読んでくれなくて、切なくなったからじゃないんだからね!

108篇の完結までお付き合いくだしあ

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NAME : 香津宮裕介
HP : 偽書[香津宮綺譚]

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