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雑記「徒然思草庵」

I more, You more, more more ユーモア!!

自己回帰

お仕事の方で取材を受けたり写真を撮られたり、今度の日曜日はにいがたマンガ大賞の授賞式だったりで、この頃バクバクの毎日です。


で、まあ今月またひとつ年をとったんで、一年分の高みに登ったところから近頃周辺をふり返ったら、
ちょっとずついろんなものがいろんなひとと、いろんな考えや動きのなかで、
本当にちょっとではあるんだけど、そんないろんな人のなかに、
ようやく自分を見つけられたような気がして、それがなんだかひどく安心したような気持ちになったんですね。
それが途端に涙もろい感じで、泣いちゃいそうになるんですけど。

本当いろんな人に感謝が尽きません。

ありがとうございます。



卒業してすぐ勤めたところの前任の方が教えてくれた言葉に、
「人はひとりじゃ生きれないんだからね!」というのがあります。
当時の俺は、おいおいリアルでそんなことを言えちゃう人がいるんだ!とこっそり吹き出しそうになっちゃいましたが。
でもそういうのが、最近なんていうか、そうだよなーっていうか。
しみじみそういうものなんだなぁって感じる機会が増えてきました。

俺も中二全開でしたから、まあ他人を信用しないし、孤独を孤高に置き換えて、何事もひとりでやったほうが絶対にいい、という意固地なところが頻繁にありました。
専学時代でのグループ作品が、とある最優秀賞を獲ってちょっとずつ考えが変わりましたが。

そんななか、「人は石のようだ」と言ったのは22歳ぐらいの俺で、18歳の女の子相手に臆面もなく語っていたので、当時の自分を殴りたい。パーで。
尖ってるのがかっこいい、っていうのはどうしてもある。
年をとって丸くなった、と言われるのがカッコ悪いみたいなのはある。
でもそれって、角が取られたのは流れに磨かれたからじゃないのかな。
残った部分こそが本当の自分なんだよ。
みたいなことを言っていた。臆面もなく。殴りたい。パーで。
ところが言った本人も、尖ってるのがかっこいいと信じて疑わないので、
言ってる自分に酔ってるぐらいは中二でした。
もちろんおいしい目にはあうことはありませんでした。


中二的っていうのは、「現代モラトリアム」だと思うんですが。
たとえば、「他人を信用しない」くせに「誰かに見つけてもらいたい」という甘えがあって、
それは矛盾なんだけど、自分に都合のいいように解釈してる部分があって、
ショーテルっていうんでしたっけね?盾の向こうから攻撃できる武器。
そういう感じなのかなって思ってます。
で、攻撃されちゃうとびっくりして、あわてて防御力高めて、重い鎧兜を身につけてね。
きっと身動きとれないね。
打たれ強いんじゃなくて、打たれる回数は確実に内側に蓄積してるのかもしれない。

別に変な宗教や自己啓発的に「気づき」の話がしたいわけじゃなくてですね、
俺はこう、見えない位置から見えないように石を投げるような人が大嫌いで、
言いたいことがあるなら面と向かって言えよ、ってスタンスなんですね。
悪口陰口も本人の前で言います。
だから相手にもはっきり言ってほしい。
それが出来ないのは、自分の言動に自信がないからでしょう?
出来ないんだったら、その理由ぐらい面と向かって言えよと。
なんだかんだ理由をつけて正当化しても、所詮は「自己防衛」の言い訳でしょう?

そうしたなかで、「自分は違う!」とか「才能がある!」とか、
必死にもがいてる人たちがなにかを生み出している姿もあるでしょう。
境遇のせいにしてそのまま終わる人もいるでしょう。
俺は中二から生まれる世界観は、とても純粋であると思います。
だからこそ余計に作品はその人を表すと思うんで。


…なに話したいのかわからなくなってきたな。
一回記事消えてるんで…思い出しながら書いてる…




えーっと、
だから盾捨てろよ、鎧脱げよ、って話か。
武器だけで正面向かって戦うぜ!そっちのほうがカッコイイだろう?ってことだ。
…うん、たぶん。
自戒のお話です。


「他人に信用してもらうには、自分をさらけ出すしかない」っていうのは、
ずっと昔の夏に死んでしまったある女性が自分の経験から教えてくれた言葉で、
他人の表面ばっかり見て、その奥に隠れている思いやりとかにも気づかないで、なんでも考えなしに突っぱねていた俺に、
「他の誰も信じなくていいから、でもどうか私だけは信じて」と、捨て身の依存的な、そして利己的な考えを押しつけてくる人でした。
他人の言葉を言葉通りに受け取らないで、なぜそれを言ったのかを考えてと、大切な人に裏切られた彼女はそれでも人の心は優しいということを信じて、必死になって助けてくれました。
そうして彼女はいなくなって、ぽっかり空いた穴を埋めるために、俺は彼女のことを書きました。
彼女の存在を伝えるためでした。
小説にした。詩にした。歌った。絵を描いた。
でも、一番伝えたかったひとには届かなかった。
だから、もっと純度をあげた。手を広げた。
けれども、やっぱり駄目だった。
彼女のためと思っていたことが、全部自分のためだったからだ。
その途端、空虚な不安に襲われた。
じゃあ、自分の声はどこに向かうのか。
対象を前にしない言葉など、ただの独り言。
それに癒されるているのは自分だけ。
届けたいなら目の前で。
それを痛いほどに知りました。

あの夏は俺の出発点です。





そんなことをまたこの冬の終わりに考えました。
たぶんそれは呪縛です。
そして一部がフィクションです。

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