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雑記「徒然思草庵」

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嫌いとイヤ

「好き」の反対は「嫌い」ではなく「無関心」であると聞きます。
「嫌いは好きの裏返し」なんて言葉もあるくらいですから、「嫌い」と「好き」という感情は肉薄しているのでありましょう。

たとえばケンカ別れした人が、何年経ってもいつまでもグジグジ文句だの悪口を言っているのは、たぶんまだ「好き」なのでしょう。
「好き」なことを「嫌い」と言い張って誤魔化しているのでしょう。

「嫉妬」ってうらやましい言葉だと誰かが言っていました。
誰かに嫉妬されるのは、うらやましがられているということだそうで。
それがうらやましいという話。
「嫉妬」も「好き」という感情を「嫌い」で誤魔化しているだけなのかもしれません。

何年も「嫌い」という感情を持ち続けるということは、相当根が深いです。
負の感情を抱え続けるわけですから、精神衛生上も健全とは言いがたいでしょう。
だから人間というのは「忘れる」生き物なんだと思います。
ところが「好き」という気持ちは、長続きしなくても長持ちするものでして、忘れたころに取り出しても不思議とずっとあったような気にさせてくれます。

では、その根の深い「嫌い」という感情は、はたして「好き」の裏返しなのかと言えば、やっぱり違うのかなと思うしだいで。
学生時代にいじめられたことを、大人になってもずっと根に持ってる人がいるとします。
いじめたやつのことを「嫌い」だと思ってます。
これは断じて「好き」の裏返しなんかじゃないなと思います。
「忘れる」ことが一番の解決策であるにもかかわらず、なんで忘れないのかね。という冒頭の命題に戻ってきますと。

きっと「嫌い」なんじゃなくて「嫌」なのかな、という気がします。
これはおそらく、感情よりもむしろ生理的なレベルなのかもしれません。表面で感じて意識に直結するタイプの。
ストレートな分ほど深い。
根を伸ばしたら、繊毛があれこれと要因を引っ張ってきて本筋を誤魔化したりすることもあるように思います。
で、そういうのはやっぱ嫌だな、と感じるわけで。周囲も。
それが年をまたいでたりすると、「おまえ何年も前のことまだ言ってるわけ?」
当時の相手の考え方も、いまも同じという保証はないし、だったらいまだに過去の出来事をずるずる引っ張ってる人は、もうそこにはいない過去の相手の生霊みたいな存在にずっと石投げ続けてるのかなぁと、かわいそうだなと思いながらも、なんとなく薄ら寒くなりました。

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